自然の中で子供をたくましく育てよう。御槇の森を舞台に、子供たちを見守りながら、自然の中から感性を磨き、生きる力を引き出します。

6月度 活動報告

6月の活動は、

槙川で河原遊びをしました。

まずはいつものように源池公園に集合です。

 

みんなが集まるまでのあいだ、

先に来た子たちはいつも公園で遊んでいるのですが、

今日は梅拾いが流行っていました☆

 

 

 

みんなが集合したら、

近くの竹藪で細い竹を数本切り出しました。

 

何に使うかというと、

お手製の釣竿を作ります。

 

 

 

源池公園から槙川へ車で移動したら、

お父さんと子供たちだけが車から降りて、

お母さんたちは源池公園に戻ります。

これは、

お母さんと子どもが一緒にいると、

どうしても子供がお母さんを頼って甘えてしまうので、

強制隔離の手段です。

その方が子供たちも遊びに集中できます。

 

 

 

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河原に移動したらまず最初に釣り竿作りに取り掛かりました。 

はてさて、魚が釣れるかな?

 

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釣竿が出来上がったら、

早速エサをつけた川の中に垂らしてみます。

エサは小麦粉を用意していたのでそれを針につけ・・・、

・・・ているのかと思ったら、

なんか緑色のやけにデカい玉がついています( ̄~ ̄;)??

良く見てみたら源池公園で拾った梅ですね!Σ( ̄ロ ̄lll)

いったい何が釣れるのやら興味津々です♪

(どんなデカい魚が食いつくんだろう(笑))

 

 

 

 

 

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みんなそれぞれ思い思いの場所で糸を垂らします。

それはそうと、

コチラでも青梅がついていますね ( ̄m ̄*)

 

 

しかも肝心な小麦粉の練りエサは、

小さい子の手により水たまりに投棄されていました(笑)

 

 

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 (水に浸かってる白い塊がエサ( ̄▽ ̄))

 

 

 

大きい子たちは釣りに熱中していましたが、

まだ釣りが出来ない小さい子たちは、

ちょっとした水たまりに石を投げたり、

魚を見たりして楽しんでいました。

 

 

  

 

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遊び方は人それぞれという感じでした。

服のまま水に浸かって「平気平気♪」と言いながら遊んでいる子もいれば、

 

 

 

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転がっていたカニの死骸をエサにしてみたり。。。

 

 

 

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素手で魚を捕まえたりカニを捕まえたりしていました。

魚やアマガエルは大丈夫でしたが、

カニには怯えて半泣きになる子もいました。

 

 

 

 

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自然の中で生き物と触れ合うことは、

子供の遊びの中でとても大切なことですね☆

 

 

お昼ごはんを食べたら、

昼からも河原でそのまま遊びました。

 

全然お魚が釣れなかったので、

釣りの方はお昼からは下火になりました。

その代わりに、

水切り(石を投げて水面をパシャパシャ跳ねさす遊び)が流行ったり、

びしょ濡れになった服を川で洗濯して干してたり、

カヤで手を切ったと言って泣きべそになったり、

みんなどんどん服のまま水に入って遊んでたり、

小さい子たちはお散歩に行ったりして、

みんな思い思いに遊んでいました。

 

 

そうして、

時間になったら源池公園に向けて歩いて帰りました。

 

 

 

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歩いて帰るというと近い距離を想像するかもしれませんが、

車で3~4分くらいかかる道のりなので、

子供の足で歩くと非常に時間がかかります。

結局2時間くらいかかりました。

子供にとっては普段は到底歩くことのない距離だと思います。

「なんかみんなで歩いていると、冒険をしているみたいだ」

ってある子が言ってました。 

これだけでも十分濃い内容の遠足みたいな感じでした。

 

 

道も平坦な舗装道路を歩いたわけではなく、

自然の学校らしく、

森の中を通る山越えの旧道を歩きました。

 

 

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見ての通りガタガタ道です。

でも意外と子供たちは弱音を吐くこともなく、

このやや過酷な道を黙々と歩んでいました。

 

途中山の中で何か所か分岐点があるのですが、

道を知らないフリをして、

「どうしよう?どっちに行ったら帰れるかな~?」

と言ってみたら、

みんな真剣に推理してどの道を進むべきか話し合っていました 。

案外推理通りの道が正解だったりしたので、

子供の推理力もあながちバカには出来ません。

大したものです

 

 

 

 

 

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外は日差しが暑い日でしたが、

森の中に入るとひんやりとした空気が吹いていて

とても気持ち良かったです。

 

 

未舗装の山道を抜けたら、

県道の歩道を源池公園へと向けて歩きます。

 

 

 

 

 

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ところがどっこい、

みんないろんなところで寄り道をするので、

なかなかゴールに辿り着けません(^_^;)

 

 

 

 

なんとかかんとか辿り着いた源池公園では、

お母さんたちがイモムシの串焼きを作ってくれていました・・。

(冗談です。)

 

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イモムシの串焼きなんて言うと、

お母さんたちに怒られちゃいますね(笑)

正しくは枝に巻いて作った「パン」です。

薪で焼かれて美味しそうに出来上がっています。

 

 

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枝からそのままかぶり付くという食べ方なので、

なんだか見た目にワイルドなパンです。

 

 

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 食い意地を出し過ぎて、枝まで一緒に食べないようにね( ̄▽ ̄)ノ

 

 

 

 

お母さんたちが作ってくれたパンを食べ終わったら、

この日の自然の学校は終了です。

 

といっても、

子供たちは延長して源池公園で「だるまさんが転んだ」を楽しんでいました。

 

 

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源池公園も、定番の遊び場になりつつあります。

 

 

 

 

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川遊びを十分楽しんだ後に、

山道を含めて2時間も歩いたので、

子供たちもさぞ疲れたことと思います。

今日はぐっすり良く寝れるはず。

 

何かと言えば車に乗って移動することの多いこのご時世、

子供たちも昔と比べて歩くことが少なくなっていると思いますが、

今日はいい運動になったんじゃないかなぁと思います。

 

 

 

 

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